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ミスリードのある物語。

12月 8, 2008 · コメントを書く

★ネタバレ気味です★
大好きな作家、カズオ・イシグロについて調べていたところ、
小説の手法として、きちんと名前があることを知りました。

「信頼できない語り手」だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E9%A0%BC%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E8%AA%9E%E3%82%8A%E6%89%8B

なるほど~。

文学部文学科とかに行くと、
こういうことをきちんと習ったりするものなのでしょうか。

いわゆるミスリードがある小説です。
最初に大好きになったのはアガサ・クリスティの『春にして君を離れ』。
『ユージュアル・サスペクツ』も、当てはまるといえるでしょうか。
カズオ・イシグロもこの手法を多く使っています。

ある人の記憶を頼りに物語りが進むのですが、やがて記憶と事実のズレに直面して悩むという流れです。

記憶と事実の照会は哲学的でたのしいです。

単純にどんでんがえしができるので、
エンターテイメント性を高める手法としても使えますね。
『シックスセンス』、『アザーズ』とか。

アカデミー賞を取るかは、「もう一度見たい」と思わせるかどうかが
分かれ目になるでしょうか。

カテゴリー: ドラマ

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